11月頃に買った本なんですが、少しずつですが書いてあることを実践してみました。
私の会社は、製造業の中小企業です。
組織図上の上司は担当役員になるわけですが、基本的に社長が上司みたいな感じです。
仕事の内容的に社長決裁を貰う事が多く、担当役員に話することの方が少ないくらいです。
・社長の仕事は、「決定する」こと
一番大事なのは、このことです。
社長が「決定する」為に、私は何をしていたんだろうと思いました。
社長が決断したら後はやるだけ!のはずが、「決定する」為の材料が足りていませんでした。
そりゃ怒られるよね、欲しい情報が並んでないんだから。
そして「じゃあ俺がやった方が早いじゃねえか」と言われる始末です。
・社長の決定を実行するスピードで管理職の価値は決まる
私自身、完璧な答えを求めていたようでこの言葉はまさしくその通りです。
自分では完璧な答えを求めている自覚もなく、「どうしてすぐにやらないの?」と言われ気づきました。
方向がズレていては問題ですが、素早くやった方が結果も早く出る、当たり前のことです。
・「?する」と決めること
どうしても日常業務に押されがちな仕事をしているとなかなか自分で「?する」って決めて行動できていませんでした。
これは期限もそうですが、することを決める、「?したい」では一向に前に進みません。
これまで私は「?したい」ばかりで、「?する」になっていませんでした。
・成功、失敗の理由が説明できるか
本では、こう書いてありますがうちの会社の場合はちょっと違います。
「すべての行動の理由が説明できるか」
製造業特有かもしれませんが、カイゼンにも不良にも必ず理由があるし、再発しないために何をするか考えます。
何事も意味があってプロセスが構築されています。
その意味を理解して、行動することが大切だと私は教えてもらいました。
この本にはもっといろいろタメになることがありますが、こんなところを少しずつ実践しているところです。
後は、誰の本に書いてあったか忘れましたが
・「最善策を検討する」
上にも書きましたが、完璧な答えなんてないんです。
自分のできる範囲で最善策を考えることがとにかく重要です。
例えば自分でテレビを買おうと思ったら、いきなり電気屋さんに行かないですよね。
私なら、ネットで調べて値段と欲しい機種を選定してから電気屋さんに行きます。
そして、値段や納期、延長保証など総合的に考えてどこで買うか決めます。
最近仕事であるのは、出張日程を検討するとき。
時間等の行程優先で組むこともお金優先で組むこともできるわけです。
出張する人が求めているものに合わせられるだけの材料を用意しておかないと対応できません。
そりゃ大手企業みたいにお抱え旅行代理店にフルフェアで投げられればいいけど中小企業じゃあ
そんなお金ないですからね。
今も怒られることばっかですが、少しずつでも社長の視点に立って行動できるようになりたいものです。
もうちょっと怒られなくなれば仕事も楽しくなるのに…なんて考えてしまううちはまだまだ半人前でしょうか。
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