堀江貴文　我が闘争

久しぶりに本を買いました。

私は、堀江貴文という人が最初は好きではなかった。
それでもこれまで数冊購入して読んでみたところ、考え方が変わった。
それまでの拝金や成金もそうだけど、ゼロもこの我が闘争もとても読みやすく作ってある所はとても感心しています。
一気に読み終えたくなることは、あまり長い時間の読書に向かない私にはとてもありがたいことです。

さて、内容としてはゼロと重複する感じのところもあるんですが、おもしろく読み切りました。
頭がよくて才能もあって、「できる人」なんでしょうが、人との付き合い方というものの難しさを改めて感じました。

ライブドア事件の真相はわからないけど、社長がすべて把握しているというのは現実的に無理でしょう。
私の勤める中小企業であっても、すべて社長が知っているとは思えないし、実際知らないところの方が多いでしょう。
しかし、「知らなかった」では済まないのが現実だろうし、実際に逮捕されたところだと思います。

人を理解するというか無神経さというか、人の気持ちに対してうまくないところは、文章から感じるところです。
私もできていないところだからということもあるんでしょうが、本当に難しいことです。
この能力があったら、簡単に丸く収まっていたことも多々あっただろうし、無駄な争いもなかったでしょう。
勉強ができるとかできないとかより、こういうことを幼い頃に教えてもらいたかったと思います。
また、お金に対する勉強をする機会というのも子供の頃に必要だと思います。

今の自分にとって考えるキッカケと思えば、安い買い物だったと思うし、まだまだこれからも仕事を頑張らなければと思い直しました。