最近何かと話題の外食産業、その中で特にすき家が話題となっています。 私も労働環境改善に関する第三者委員会の調査報告書を読んでました。 あくまで、私の個人的な意見であることをご承知下さい。
よっぽどひどいのかと思って読んだので、こんなもんかというのが正直な感想です。 ただ上場企業においてこれだけ残業と休日出勤があるのはどうかと思いますが。
私もいろいろアルバイトをしてきましたが、毎日１２時間勤務だった小売業もありましたし、月の勤務日数が２８日だったりしたことも多々ありました。 もちろん残業代の割増賃金を貰えたことはありませんでした。
正社員で働いたなかでは、徹夜が多く、会社にダンボール敷いて寝たこともよくありました。 仕事以外なにもできないくらいの状況でした。
なので、すき家の報告書を見てもこんなもんかっていう感想なんです。 業界的なものやたまたまの私の環境が特別っていうこともあるでしょう。 でも、もっと上がいると思うんです、コレ以上の環境の方も多数いるでしょう。 公務員や一流の大企業に勤めている方にはわからないでしょうが、これが中小企業の現実です。 そんな法律も守れない中小企業に存在価値は無いという方もいると思いますが、これを全部是正したら大半の会社は潰れると思います。
小さい会社が生き残って行くために、会社を少しでも大きくするために大企業と差別化するためには、特別な場合を覗いて時間をかけるか安く作るかしかないんです。 こんなのみんなわかってるでしょう、だから昔の方々は仕事一筋に一生懸命働いて生活を良くしようと頑張って来られたんだと思います。
しかし、今はそれだけ一生懸命働いても報われない世の中になってしまったことです。 要は、偉くなって給料イッパイもらってって実現しなくなってしまったし、この苦しい時を乗り越えれば楽になるっていうこともなくなりました。 いつまでたっても抜け出せないような闇に見えるからです。 そりゃ気持ちも入らないからいい仕事はできませんよね。
もちろん今のこの状況は、是正しなければいけないと思っています。 でも、会社側はもちろんですが、働く側の気持ちも変えていかなければいけないと思います。私も自分が稼ぐ前の生活を当たり前だと思っていましたが、実に大変なことだと今になって思います。 両親が築いてくれた生活は、一生懸命の努力の上に成り立っていたことがやっとわかりました。
正直なところ、時代が違うにしろ、両親のレベルに追いつける気がしません。 まだまだ努力が必要なんです、やっぱり今の世代は甘いんだと思います。頑張りも足りないし、頑張り方もわかっていない。 どうしたら良くなるのか、もっと考えて生きていかなければいけないと思っています。
世間体とか見栄だとかいろいろ考えすぎてしまったのでしょうか。 カッコ悪くたっていいから一生懸命自信の持てる行動をしていくことが私の目標です。 生きていくことって大変なことですね。
名前の上がってる外食産業だけの問題じゃないと思いますよ、日本全体のお話だと思います。 アベノミクスだかなんだか知らないけど、ちっとも世の中良くなってませんよ。 政治から希望の光を貰えると頑張ってくれる人も増えるんじゃないかな。
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